これが幸い。
のんびりチェックアウトできるため、午前九時過ぎ、ようやく、朝食を食べられそうなくらいまで回復。食事は最上階レストランまで行かなくてはなりません。
そこで、簡単に身支度をし、さて、靴を履きます。
室外へ出ようと歩こうとしたら、なんか変?
歩きにくいでねぇーの?
と靴を見たら…
なんじゃーこりゃあー

く、靴底が、ぱーっくりワニの口みたいに開いてるでねぇべさ
がっくり力が抜けました。
(そんなに古い靴じゃなかったんだけどね…。ついてない時はこんなもんだぁ)
そうです、思えば前日(日記では、その2)、櫛田神社を出て直後、ガムでも踏んだかのような感触を憶え、靴底を見たあの時、あの時から、少しづつ靴底がはがれてきていたのでしょう。
二日酔いの頭痛、ふらつき、はきけの次は、この、靴底ワニ口状態。
もはや完全ノックアウトに近い、がーこでしたが、博多まで、わざわざ来て、こーんなことで負けられねぇべさと、変なところで負けん気に火がつき、「とりあえずは飯。これに限る。思案はそれからだぁー」と、連れ合いと朝食をとりに最上階へ。
いやぁー歩けないんだこれが。
もう、右足を引きずってしか歩けない。
右足だけズッパ状態よ
それでもって、気持悪いから食べられないんだな飯が。
でも、食べねば回復しねぇべ。
朝ごはんはブッフェ(バイキング)スタイルだったから、おかゆ軽く二杯と梅干し二個、トマトジュースコップ一杯。を、のろのろのろのろカメさんのように時間をかけて食べました。
そして、フロント横のクロークへ立ち寄り、荷物梱包用のガムテープを少々わけてもらい、靴底を固定。

応急処置。
天神は繁華街のど真ん中。
百貨店をはじめ、購入する場所はいくらでもありますので、応急処置をして、靴を買い換えようということになったのです。
一旦部屋へ戻り、宅配にする荷物を梱包し、午前十一時頃ホテルを出ました。
そして、靴を探そうとしたのですが、ふと見れば、表は、
新しい靴を買って、おろすという気にはとてもならない。
かといって、こんな靴では、恥ずかしくて
そこで、連れ合いと、二日酔いの脳みそを寄せ合い、作戦会議。
二人の視線の先には、「無印良品」文具売り場がっ。
偶然、立ち止まって作戦会議始めた場所なのですが、ほぼ同時に「あれでいこう」と意見が一致。
急いであれを探し購入。
あれとは、これです。

そう、黒の油性マジック。
これで、ガムテープを黒く塗りました

これなら、なんとか目立たない。
その後、地下鉄で、中洲川端まで移動。
商店街のアーケード下を歩いて、「四季劇場」のある「キャナルシティ」に到着。がーこは、お腹に優しい野菜ごろごろトマトスープと、連れ合いは薬膳カレー
でランチ。
無事、

開場時間に間に合いました
この日の座席は、前から六列目の中央ブロックの通路より。
開演時刻となり、ヒヒの呪術師「ラフィキ」が、高らかに歌い始めます。
「この地球に生まれ落ちて、輝く光に出会う、生きる喜び、求めてゆく、この世界を受け入れたい…中略…サークルオブライフ命は巡る、望みと愛と、苦しみ越えてぇー」
この大好きなオープニングシーンを見ながら、なぜか私は、頭の中で、
「頭痛と吐き気の苦しみ越えてぇー、生きてゆーくー道しるべぇーーーー命は巡るうぅぅぅ」と、替え唄を思いついてしまっていたのです。
いやいや、でも、良かった。
もう観られないかもとか思ってたけど、ここまで来られて、本当に良かった。
頭痛も吐き気も、靴底ぱっくりも、すべて解決。
土曜よりも良い座席で、役者の顔の表情まで細かく観られて。
好きなシーンでは、ちょっと体動いてみたり…。
そうこうするうちに、エンディングです。
あー終っちゃうー。
でも、博多弁バージョン、面白かった。
ここまで来たかいがあった。
と思ったら、耐えられませんでした。
後ろの席の方、ごめんちゃい。
と心でつぶやき、またしても、スタンディングオペレーションを
心の底からの拍手を、いつも私の心のともしびとなってくれている、「ラフィキ」に向けて、途中で、「ラフィキ」気づいてくれました。
最後の最後、幕が下りてしまう直前まで、「ラフィキ」腰をかがめてこっちに手を振ってくれてた。私も、大きな声で「ばいばいラフィキー」と叫んでしまいました。
劇場を後にし、博多駅へ。
駅弁を買い込み、新幹線に。
「あんがと博多、また来るばい」
と思いつつ、かしわ飯を食べたのであります。
でもさ、新型新幹線700系、揺れすぎだべ。
弁当もおちおち食ってられないくらい揺れるんだよな。
早ければいいのか?
疑問です
※がーこの道中記、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。